てんねん

真のナチュラルミネラルウォーター

本当の意味でのナチュラルなミネラルウォーターというのは希少な存在です。

どのようなものかといえば、決められた水源から採られた地下水を利用します。
その水を、沈殿やろ過、加熱殺菌などだけを施し、それ以外の物理的あるいは化学的な処理は一切行わないナチュラルウォーターが得られます。
そして、その中でも、地表から浸透し地下を移動している、あるいは地下に滞留している地層の中に含まれている無機塩類が溶解している地下水というのが、ナチュラルミネラルウォーターの定義となります。
ナチュラルミネラルウォーターの中には、天然由来の二酸化炭素が含まれていて、発泡性のある地下水もあります。

日本の各地に400以上の水の工場があるのですが、その中でも非加熱処理フレッシュパックを備えている工場はわずか10社前後しかありません。
このように非常に気性なのがナチュラルミネラルウォーターなのです。
また、この非加熱処理フレッシュパックの技術は国際法では認められていない技術なのが残念な部分です。

奥長良川の秘水というナチュラルミネラルウォーターの源泉は岐阜県の奥美濃の環境汚染がされていない古代ジュラ紀の時代の地層から採れる名水です。

大峰川の滴 天の川というナチュラルミネラルウォーターは、世界遺産となっている大峯奥駈道の洞川湧水群神泉洞が源泉です。
源泉からパイプで採水して、これを工場にある機械を利用してボトリングします。
この場合は人の手を一切使わないので、本当の自然の状態のままの水が得られます。

真のナチュラルミネラルウォーターといえるのは上記のように全く人間の手に触れることなく、自然の力だけで生み出された水のことなのです。

日本で採水可能なナチュラルミネラルウォーターはほとんどが軟水ですが、欧州の場合は硬水です。
このように水というのは土地柄を表しています。

よって、ナチュラルミネラルウォーターの購入を考えている方は、欧州のものには硬水が多いということは覚えておきましょう。
また赤ちゃんのミルクに使う水は軟水がよいと言われます。

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