水の硬度とは?
ミネラルウォーターを愛飲している方は多いのではないでしょうか。
近年は健康志向の方や安全志向の方が増えていますし、ダイエットとして水を飲むことが大切だということも分かったので、ミネラルウォーターは幅広い層から人気を集めています。
ミネラルウォーターは大別すると2種類の水に分けられます。
それは硬水と軟水です。
これらは硬度が異なります。
硬度というのは、カルシウムとマグネシウムの水中に含まれる量のことを言います。
1リットル当たりの硬度は、1mgから100mg以下の場合を軟水と呼び、それ以上の場合は硬水と呼びます。
日本の水はほとんどが軟水です。
一方で、海外ではマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を豊富に含む硬水が採水されやすく、好まれています。
硬水は軟水よりも硬度がかなり高く、1リットルあたりに300mg以上のものが硬水と呼ばれています。
硬水は軟水に比べて口当たりがとがったような感じがして、ミネラルを豊富に含まれていることから、ダイエットやスポーツなどに利用されています。
他に、中硬水というものがあり、これは軟水と硬水の中間に位置します。
軟水よりもミネラル分を含んでいますが、硬水ほどではなく、口当たりも硬水よりまろやかです。
硬度は1リットル当たり100mgから300mgのものです。
水は無味無臭なのですが、ミネラルウォーターによっては味や口当たりが異なります。
これは水の中に含まれているミネラルの量の違いによって、味などの感じ方に変化が生じているためです。
日本で発売されているミネラルウォーターの種類は、軟水と硬水、中硬水の3種類があります。
中硬水で有名なミネラルウォーターにエビアンがあります。
エビアンの硬度は304mgです。
ミネラルの量が豊富であり、ミネラルを補給するのに最適であるだけでなく、硬水よりも飲みやすいので、コーヒーなどにもピッタリです。
最近は家庭にウォーターサーバーを設置する方も増えています。
ウォーターサーバーの場合はわざわざペットボトルを購入する必要が無く便利です。